「5分で稼げる、寝たまま稼げる」Youtube副業広告で40代女性が166万円だまし取られる【長崎】
動画サイト上の副業広告をきっかけに、40代の女性がおよそ166万円をだまし取られました。警察はニセ電話詐欺事件として捜査を進めています。 被害にあったのは、長崎県島原市に住む40代の会社員の女性です。 警察によりますと、女性は去年12月14日頃、YouTube上で「スマホがあれば5分で稼げる、寝たまま稼げる」などと謳った副業広告を見て興味をもち、その広告サイトからLINEに誘導され「カスタマーサポート」というアカウント名の人物とやり取りをはじめました。 女性はやり取りの中で「SNSのアカウントを作り、知らない人とやり取りをするだけで儲けられる」「高報酬のプランを希望するならば、利用料を支払う必要がある」などと説明を受けたことを信じ、プランの利用料や手数料などの名目で、3回にわたり現金およそ166万円を指定された口座に振り込みました。 女性は副業を始めようとするもやり方がわからなかったことから、詐欺ではないかと疑い弁護士に相談、弁護士を通して返金要求をしていたということですが、相手と連絡が取れなくなったことから、現金を振り込んでからおよそ10か月たった先月27日に、警察に届け出たということです。 ネットの副業広告をきっかけにした同様の手口の詐欺が全国的に横行しており、警察は「簡単にもうかる副業」には安易に申し込まないこと、電話やメールでお金の話をされたら、必ず詐欺を疑うよう呼びかけています。
長崎放送