ゴン中山とザキヤマの異業種タッグが好評『キリトルTV』
元サッカー日本代表の中山雅史とアンタッチャブルの山崎弘也の異業種タッグがMCを務める特番『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV』(テレビ朝日系)。9月14日(日)に第3回が放送される。これまでの放送はいずれも深夜枠(よる11時台)だったが、2回ともに同時間帯のシェア1位と好評だったことを受けて今回、初めてプライムタイム(よる8時58分放送開始)へ進出する。「アメトーーク!」、「ロンドンハーツ」のプロデューサー、加地倫三氏が監修した同番組は、スポーツをはじめ世の中のある一部分に注目し『切り取る』ことで、今まで知らなかった発見や感動を浮かび上がらせる番組構成となっている。例えば、プロ野球で投手と捕手がマウンドで話しているシーンを切り取り、読唇術によって会話を読み取ると、感動の事実が明らかになるなど、これまでになかった切り口でスポーツの魅力を伝えている。 注目すべきは、芸人とアスリートという異色の組み合わせとなったMC。番組プロデューサーは、「中山さんは、幅広くさまざまなことに興味を持っている方なので、(MCとして)中山さんの知識を面白く引き出したいと考えていました。山崎さんは、中山さん同様、プロ野球が大好きだったり、幅広くスポーツを知っている方。一見、熱すぎると思われるこの2人が交わると面白いやりとりになると思い、オファーしました。中山さんの面白さを引き出せるのも山崎さんだと考えています」と、2人を抜擢した理由を説明する。 中山雅史は2012年のシーズンを最後に、プレーヤーとして第一線を退いた後、初の冠番組となる。現役時代にもマイクパフォーマンスには定評があり、その熱いプレー同様、存在感を示していたが、「(MC抜擢の)話を聞いたとき、自分にはできないだろうって思った。MCって何?どうすればいいの? 何すればいいの? という感じでした」と、オファー当時を振り返る。一方の山崎は、中山との共演について「ありがたい話だと思いました。エネルギーがみなぎっている方なので。サッカーの試合を観ながら、この人とはうまくやれるんじゃないか、と勝手に思っていた」と、“片思い”だったという。