岸田前首相襲撃事件、来年2月4日に初公判…和歌山地裁
和歌山市で昨年4月、岸田首相(当時)の選挙演説会場に爆発物が投げ込まれた事件で、和歌山地裁は13日、殺人未遂罪などで起訴された木村隆二被告(25)の初公判を来年2月4日に開くと明らかにした。判決は、同19日を予定している。 地裁によると、来年1月20日に公判前整理手続きを実施。2月に判決を含めて計5回の期日を設ける。
木村被告は捜査段階で一貫して黙秘。和歌山地検は精神鑑定の上で刑事責任能力があると判断し、昨年9月、殺人未遂など五つの罪で起訴した。 起訴状などによると、木村被告は昨年4月、和歌山市の漁港で、衆院補選の応援演説に訪れた岸田氏らの近くに爆発物を投げて爆発させ、選挙の自由を妨害し、岸田氏らを殺害しようとしたなどとされる。