【イベントレポート】ワンエン関哲汰「100秒の拳王」舞台挨拶でドキドキ、人生を変えるなら猫になりたい
映画「100秒の拳王 -ケンカバトルロワイアル-」の完成披露舞台挨拶が本日8月8日に東京・シネマート新宿で行われ、主演を務めたONE N' ONLYの関哲汰、キャストのバン仲村、羽柴まゆみ、舞杞維沙耶、安藤裕也、林雄介、ELVAの有田空、高月滉太、廣田昇平、水江琉斗、斗夢、監督の千村利光が登壇した。 【動画】映画「100秒の拳王 -ケンカバトルロワイアル-」本予告(他10件) バン仲村が主宰する「ケンカバトルロワイアル」の全面協力を受けた本作。YouTubeを中心にブームを起こしている素人たちの“喧嘩ファイト”を題材に、“拳王”の座を手に入れるためリングに立つ主人公・鷲田隆の姿が描かれる。 鷲田役で映画単独初主演を務めた関は「メンバーがいるとはっちゃけてうるさいんですけど、いざ1人になってみるとドキドキがヤバいです!」と打ち明け、本作のオファー時を振り返り「『ケンカバトルロワイアル』は観ていたので、メンバーや家族に自慢しました。うれしかったですね」と笑みをこぼした。 そんな関について、千村は「クランクインの何週間も前からジムに行って、蹴り方から1つずつ覚えていって。大変だったと思います」と、舞杞は「演技がすごくて。普段はいい子なのに、役に入り込んでいました」とたたえる。関は「バンテージの巻き方から学んでいきましたね。鷲田は普段の自分と違うキャラクターなので役作りが大変だったんです。でも監督が親身に相談に乗ってくれて、すり合わせていく中で、不安も解消していきました」と回想した。 「日頃から喧嘩ばっかりしているので、息をするようにやらせていただきました!」と笑うのはバン仲村。「若くして夢を持たない人が多くいますが、年齢も関係なく、ひーひー言いながら、しょんべんから血が滲むような努力をすると、たった100秒でも人生変えられるんだよってことを証明できる作品になってます」と本作の魅力を力説する。 バン仲村とは対照的に、普段喧嘩はしないという林は、殴り方がわからなかったそう。「撮影中に舞杞さんが『1回本気で殴ってきていいよ』って言ってくれて。殴ったんですがまったく効いてなかったです」と苦笑した。また羽柴は「総合格闘技をやっていたので、戦う側で出たかったです。女性版の映画が作られないかなって思ってます!」と今後の展開に期待を込める。 イベント終盤には本作の内容にちなみ、「人生を変えるなら、どういう人生を生きたいか?」という質問が飛ぶ。ELVA役で出演したELVAのメンバーたちは「今回3分出演させていただいたので、5分出られるようにがんばりたいです!」と声を上げる。関は「猫になりたいですね。落ち着きなく歩き回っちゃうんで、落ち着きのある猫ちゃんになりたいです」と回答。続く安藤が「生まれ変わったら関くんみたいなイケメンになりたいです」と願うと、関は「いやいや、猫になりましょう」と誘っていた。 最後に関は「みんなで魂を削りながら作った思い出深い作品です。キャスト1人ひとりが主人公と言っていいようなストーリーなので、そういった部分も注目していただけたらと思います」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。 「100秒の拳王 -ケンカバトルロワイアル-」は、9月6日にシネマート新宿ほか全国で公開。 (c)2024 映画「100秒の拳王 -ケンカバトルロワイアル-」製作委員会