「春のセンバツ」最強高校ランキング16位 11年打線は史上最強クラスの火力
第96回選抜高等学校野球大会が、3月18日から阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われている。各地区代表計32校(21世紀枠含む)が出場し、春・王者をかけて熱戦を繰り広げる。 【表】春のセンバツ甲子園2024 勝ち上がりトーナメント表 ここでは、歴代の選抜大会における通算成績を基に、高校別のランキングを作成した。基準としたのは、「優勝」「準優勝」「4強」「8強」の回数。優勝1回=10pt、準優勝1回=5pt、4強1回=3pt、8強1回=1ptの合計ポイントでランク付けしている。ただ、配点によって順位変動は出てくるため、今回はこの配点に限ったランキングであることをご留意いただきたい。 ※同一Ptで並んだ場合、優勝回数が多い方が優先、以下も同様。 ※第95回大会まで時点
16位:日大三高校(にちだいさんこう)
所在地:東京都 正式名称:日本大学第三高 <選抜大会成績> 優勝;1回 準優勝;3回 ベスト4:1回 ベスト8;1回 合計Pt:29Pt 16位につけたのは、西東京の強豪・日大三。 唯一の選抜制覇を果たしたのは、第43回(1971年)。鹿児島商(鹿児島)、普天間(沖縄)、深谷商(埼玉)、坂出商(香川)、大鉄(大阪)を倒して頂点に立った。エース渡部良克は、全試合一人で投げ抜き、2回戦の対普天間以外すべてを完封した。また同大会の出場者に、梨田昌孝(島根・浜田)らがいた。 準優勝したのは、第34回(1962年)、第44回(1972年)、そして興南(沖縄)と死闘を繰り広げた第82回(2010年)だ。82回大会は、横尾俊建、山﨑福也、髙山俊ら後にプロ入りする選手らを揃えた強力打線は、準決勝までの4試合で計41得点を挙げた。決勝では、島袋洋奨を擁する興南と激突。延長12回までもつれ込んだものの、最後は敗れた。 主なOB選手 関根潤三、根本陸夫、近藤一樹、坂倉将吾ら
ベースボールチャンネル編集部