「もっともっと元気出して核兵器廃絶訴えたい」 ノーベル平和賞受賞 被爆者たちが松井市長に報告 広島
広島ニュースTSS
今年のノーベル平和賞を受賞した日本被団協の被爆者らが、広島市の松井市長に帰国を報告しました。 広島市役所を訪れたのは、日本被団協の箕牧智之さん、田中聰司さん、そして高校生平和大使の甲斐なつきさんです。 箕牧さんら3人は松井市長にノーベル平和賞の受賞を報告。 市長は、「意義のあることで大変喜ばしい」と語りました。 また、箕牧さんと田中さんが核兵器禁止条約に参加しない日本政府の姿勢を指摘すると、市長は「理想に向けて今の現状を変えようと努力してほしいというのが私の立ち位置だ」と応じました。 松井市長は、年明けにも石破総理にオブザーバー参加するよう要請する方向で調整しています。 【日本被団協・箕牧智之代表委員】 「被爆地広島ですから、もっともっと元気を出して核兵器廃絶を訴えていきたいと思っております」 県被団協などは、来年も署名活動や被爆80年に合わせた集会などを開く予定です。
広島ニュースTSS