体操・杉野正尭「視聴率100%を経験できた」種目別あん馬で6位「鉄棒では金メダルを目指し勇気・元気・感動を届けたい」
◇パリオリンピック2024 体操男子種目別あん馬決勝(大会10日目=日本時間4日、ベルシー・アリーナ) 【画像】ぐっとポーズする体操・杉野正尭 日本の団体金メダルメンバーの杉野正尭選手が体操男子種目別あん馬決勝に出場し、6位となりました。 体操男子団体ではあん馬と跳馬、そして鉄棒に出場し、安定した演技でチームの金メダル獲得に貢献した杉野選手。最も得意とするあん馬の種目別決勝に出場。予選は4位でした。 杉野選手は決勝では6位とメダル獲得とはなりませんでしたが、自らの代名詞でもある「Hコンバイン」を見事に成功させるなど、最後までミス無く演技をまとめ14.933というスコアでした。
試合後には「あん馬のスペシャリストとして世界との差を感じた」と力負けしたことを認めつつ「視聴率100%の緊張感の中での演技は貴重な経験になった」と観衆の目が自らの演技だけに集中する中での貴重な経験ができたと収穫も口にしました。 さらに2日後の種目別・鉄棒の決勝に向けては「目指すは金メダル。今大会最後の演技になるので応援してくれる人たちへの感謝の気持ちをもって勇気・元気・感動を届けたい」と前を向きました。