山形県内の卸売り市場初競り活気づく 宮城・塩釜産の天然本マグロは約26万円
山形放送
新春恒例の初競りが5日、山形市で行われ、マグロやタラなど新鮮な水産物や青果物が取引されました。 5日午前6時、山形市公設地方卸売市場では競り人の威勢のいい声が響き、活気あふれる新年のスタートが切られました。マグロの競りには、国内外で水揚げされた14本が並びました。最も高い値段がついたのは、87キロの宮城・塩釜産天然本マグロで26万1000円、1キロ当たり3000円で競り落とされました。このほか、岩手産のマダラや福岡産のサワラ、宮城産のサヨリなど去年よりも1割ほど多いおよそ20品目の海産物が入荷していました。日本海側では、先月からのしけで漁に出られない日があったものの、太平洋側が好調だということです。 山形丸魚 水産統括部 斎藤昭博さん「1月、2月はタラの季節。これからは寒ダラがどんどん入荷するので入荷が増えてくると思う」 一方、青果物では、千葉産のキャベツや埼玉産のネギのほか、地元・山形産の大カブやセリなどが並びました。去年夏の高温が続いた影響で価格は例年より高めで取引されていました。