マンチェスター・C、開始早々のハーランド弾でセインツに競り勝ちリーグ3連勝!菅原由勢は今季初の欠場
現地時間26日、イングランド・プレミアリーグは第9節が行われ、菅原由勢の所属するサウサンプトンは敵地エティハド・スタジアムでマンチェスター・シティと対戦した。 前節、8試合連続となる先発を果たしながらも、62分に負傷交代を強いられていた菅原は今季初のベンチスタート。今季初勝利を目指すセインツは菅原の代わりにスティーブンスを加えた5バックで、王者シティに挑んだ。 ロドリ、デ・ブライネ、ウォーカー、グリーリッシュ、ドクを負傷で欠くシティだが、立ち上がりからボールを保持して試合のペースを握る。開始わずか5分、エリア内左に侵入したマテウス・ヌネスのクロスを、ゴール前のハーランドがベドナレクともつれながらも押し込み、シティが幸先よく先制する。 先制を許したセインツは、人数の多い自陣ではボールが回るものの、なかなかハーフェーラインを超えることができない。攻め手に欠けるサウサンプトンに対し、追加点を狙うシティも、セインツの引いた守備に手を焼き、思うようにチャンスを作ることができない。 すると迎えた前半終了間際、セインツにビッグチャンスが訪れる。カウンターからスルーパスに抜け出したアーチャーが、エリア内に侵入して左足を振り抜く。不意に訪れた決定機だったが、このシュートはクロスバーを直撃し、シティが1点をリードしたまま試合を折り返した。 追加点を奪えなかったシティは後半開始早々、フォーデンが左足で狙うもゴール右へとわずかに外れる。 後半頭からディブリングに代えてアームストロングを投入したセインツだが、前半以上に守勢の時間帯が続く。52分、サビオが右サイドから左足でGKとDFの間に入れたクロスを、ファーポストに走り込んだハーランドが合わせるもゴール左へと外してしまう。 62分にもペナルティーエリア右で縦に仕掛けたサビオのクロスをファーサイドのハーランドがダイビングヘッドで合わせるが、折り返しを選択したヘディングは味方に合わなかった。 圧倒的に攻め込むシティだが、あと一歩のところで追加点が奪えない。しかしリードしているのはシティであり、守勢の続くセインツは点を取らなければ敗れてしまう。どこかで反撃に出る必要があるものの、ララーナに代えてアリボ、マニングに代えてブリーを投入するも耐える展開は変わらない。 試合を決めきれないシティは86分、ヌネスに代えてギュンドアンを投入。アディショナルタイムの6分間でも2点目を奪えなかったシティだったが、最後までセインツにゴールを許さず、リーグ戦3連勝を飾った。敗れたセインツは9試合を終えて今季8敗目となった。 ■試合結果 マンチェスター・C 1-0 サウサンプトン ■得点者 マンチェスター・C:ハーランド(5分)