印西イルミネーション始まる 沿線最大級、60万球の幻想空間 北総線千葉ニュータウン中央駅
印西市に冬の到来を告げる沿線最大級のイルミネーションイベント「イルミライ★INZAI」が11月30日、北総線千葉ニュータウン中央駅周辺で開幕した。昨年比で約10万球増の60万球を超える発光ダイオード(LED)が輝き、幻想的な空間が華やかに演出されている。点灯は午後5~9時、期間は来年1月26日まで。 日の入り後の午後5時ごろに点灯式があり、カウントダウンに合わせて光が一斉に放たれると、駅前一帯は歓声と拍手に包まれた。 市経済振興課によると、イベントでは市の特色として「都市」「自然」「都市と自然の調和」を北口、南口、駅前デッキでそれぞれ表現しており、「都市」ゾーンでは街の目覚ましい発展をイメージした色彩豊かなメインツリーが登場。シャンパンゴールドに染まった高さ15メートル以上の欅(けやき)並木が続く「光の並木道」も目玉で、今回は付近の商業施設脇にある欅並木にも電飾を施したという。
点灯式で藤代健吾市長らと点灯役「スイッチャー」を務めた萩原周平さん(37)と妻の理沙さん(37)=同市=は「毎年楽しみな催しで初めてスイッチャーになれて光栄」と話し、サンタの格好をした息子の章君(5)と慧君(3)とともに「光の冬景色」に見入った。