いつ来る? 阪神の新外国人候補ロジャースが「合意まだ」と交渉状況を語る
阪神が新外国人候補として契約交渉をしているパイレーツ傘下3Aインディアナポリスのジェイソン・ロジャース(29)が、阪神との契約状況や現在の心境を地元メディアに語った。パイレーツのマイナー選手に関するニュースを扱う「パイレーツ・プロスペクツ」の取材に応じたものだ。 同サイトは「ジェイソン・ロジャースが日本のチームと交渉中」という見出しをつけて報道。 「ロジャースはまもなくパイレーツ球団から離れ、日本でプレーすることになるかもしれない。契約は公式にはまだ完了していないが」と書き出しで阪神との交渉状況をレポートした。 「3Aインディアナポリスの一塁・指名打者であるロジャースは日本のセントラルリーグの阪神タイガースと交渉をしている。複数の日本の報道は、緊急に球団を補強するためにロジャースと契約すると伝えている」 ロジャースは28日(日本時間29日)にはインディアナポリスの一員としてスタメン出場し、5打数4安打、1本塁打と活躍。同サイトのペロザ記者は、「いつロジャースがパイレーツ球団組織を離れるかという正確な日程は全く決まっていない」と述べている。 そして、ロジャースは阪神との交渉状況や現在の心境についてこのように話した。 「阪神とは話をしているが、全てが合意に達したわけではない。僕は自分の選択肢をオープンにしておきたい。パイレーツ次第だと思っている。どのような選択肢が可能かを探っているところ。もし、メジャーに昇格するということが起こらなければ、来年のために選択肢を持っておきたい。僕は今シーズン終了後にフリーエージェントになるので、選択肢を広げておきたい」 パイレーツがロジャースをメジャー昇格させる考えのないことを明らかにすれば、今オフにはフリーエージェントになることもあり、阪神も含めて他球団に移籍するつもりであることを示唆した。 ペロザ記者が、「阪神側が緊急にロジャースと契約したいと言ってきた場合には応じるのか」と質問をすると、ロジャースは、「その可能性はある。もし全てのことが揃えば、来週にでも契約するかもしれない」と答えた。