今季限りで現役引退の浦和FW興梠慎三「技術面では落ちていないと感じている」 残り試合でゴールを
浦和は6日、さいたま市内で10日のホーム・広島戦に向けた練習を報道陣や一般に公開した。 今季限りで現役を引退するFW興梠慎三が残り試合での得点に意欲を示した。3月の湘南戦で今季初得点となる先制ゴール。07年からJ1での18年連続得点は、鹿島でプレーした小笠原満男の17年連続を抜いてJ1歴代最長記録。「けっこう試合から離れちゃったから、どうだろう。でも、前線でポストプレーだったり、ゴールのところだったりとかは体力的には落ちている部分はあるが、技術面では、そんなに落ちていないと感じている。そこらへんは多分大丈夫なんじゃないかなと思う」と力強く語った。 「試合に出たいというのはある。試合を見ていても、もどかしさもある」。6月のC大阪戦を最後に自己最長ブランクとなる16戦出場なしだが「もし、チャンスをもらえたら頑張りたい」と意気込んだ。 チームは14位に低迷している。38歳のベテランは「今は残留というのが一番。内容より目の前の1試合に勝って残留を決めてから内容にこだわったらいい」と見据えた。