小惑星2001 CC21命名キャンペーン 子ども選定委員募集

　日本宇宙少年団（YAC：ヤック）は、JAXAが進める「小惑星2001 CC21命名キャンペーン」の名称選定プロセスに参加する「子ども選定委員」を募集する。対象は小学5年生～中学3年生、募集人数は10名程度。2024年5月20日（消印有効）まで、応募動機と作文を添えたエントリーを受け付ける。 【画像】活動内容や費用について

　JAXA（宇宙航空研究開発機構）は、2026年7月にはやぶさ2拡張ミッションでフライバイ探査予定の「小惑星2001 CC21」の名称を募集する命名キャンペーンを展開。5月9日まで、専用フォームにて広く名称を募集している。

　今回、名称の選定にあたり、はやぶさ2拡張ミッションチームメンバーと共に、YAC（日本宇宙少年団）およびKU-MA（子ども・宇宙・未来の会）より選出された子供たちが「子ども選定委員」として参加予定。5月20日まで、参加希望の小中学生を募集する。

　対象は小学5年生～中学3年生。応募条件は、6～7月に行われる事前のオンライン会議および8月7日～9日に実施する名称選定会議に参加でき、子ども選定委員として公平に審査ができること。名称選定会議は、JAXA宇宙科学研究所（神奈川県相模原市）にて研究者との交流や宇宙科学探査交流棟見学などを含めた2泊3日のプログラムで行われる予定。

　名称選定会議に参加するための自宅から宇宙科学研究所までの交通費および宿泊費については、委員として選ばれた子供1名と付き添いの保護者1名分をJAXAが負担する。海外在住の場合は、日本国内での旅費のみを負担。期間中の食費などは各自負担となる。なお、会場参加が難しい場合はオンラインでの会議参加も可能。

　募集人数は10名程度。締切は5月20日消印有効。応募動機と「好きなことば・名前」を題材にした作文を添えて応募する。なお、応募動機は応募フォームで、作文は郵送での提出となる。選考は、応募動機と作文を総合的に評価、選考したうえで参加者を決定。結果は6月上旬に応募者全員に対して個別にメールで連絡する。