監督不在のなでしこジャパン、韓国戦は佐々木則夫女子委員長が代行で指揮…内田篤人氏がコーチに就任
日本サッカー協会(JFA)は4日、10月26日に予定されている、なでしこジャパンvs韓国女子代表のチームスタッフについて発表した。 2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)、2024年のパリ・オリンピックと池田太監督が指揮を執ってきたなでしこジャパン。海外でプレーする選手も増え、競争力も高まった中、どちらの大会もベスト8で敗退。世界の壁の高さをまたしても感じることとなった。 パリ五輪終了後、池田監督は契約満了により退任。宮本ひとみコーチらも退任した中、10月26日の韓国戦が迫っている。 後任監督が未定の中で試合開催が決定していた中、暫定的な体制で臨むことが決定。監督代行として佐々木則夫女子委員長が就任することが決定した。 佐々木氏は、2008年から2016年までなでしこジャパンを指揮し、2011年にはドイツ女子W杯で優勝。2012年のロンドン五輪では銀メダル、2014年の女子アジアカップで優勝、2015年のカナダ女子W杯では準優勝と結果を残していた。 現在はJFAの女子委員長として支えてきたが、今回は暫定的に指揮を執ることとなる。 また、コーチには、U-20日本女子代表監督を務め、先日まで行われていたU-20女子W杯で準優勝の結果を残した狩野倫久氏が就任。さらに、元日本代表DFでU-18、U-19、U-20日本代表のロールモデルコーチを務めていた内田篤人氏も入閣した。 GKコーチにはなでしこジャパンのGKコーチである西入俊浩氏、フィジカルコーチには同じくなでしこジャパンのフィジカルコーチだった大塚慶輔氏が務めることとなる。 今回の活動期間のスタッフ編成ではあるが、パリ五輪後初の試合で注目集まる戦いに。試合は10月26日に国立競技場で行われる。
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