<挑む・センバツ2023東邦>小嶋副部長退任、OBら感謝の会 春夏5回甲子園へ /愛知
東邦硬式野球部の小嶋裕人副部長(61)が3月で退任するのを前に、名古屋市東区の「ホテルメルパルク名古屋」で5日夜、感謝の会があった。教え子の野球部OBや学校関係者ら215人が集まり、およそ40年にわたる東邦生活の労をねぎらった。 小嶋副部長は1986年に当時の商業科教員として着任し、2004年から野球部顧問、10年から副部長に就いた。森田泰弘総監督とのコンビで春夏計5回の甲子園に出場。教員としては昨春、定年退職を迎えていた。 感謝の会では、木下達生コーチ作成のビデオメッセージが流れ、2019年のセンバツで優勝したときの主将で、現在プロ野球・中日の石川昂弥内野手らの感謝の言葉が紹介された。 小嶋副部長は「本当に皆さんの支えがあってやれていると実感した。東邦高校が大好き。これからもずっと支えてきたい」と話した。【森田采花】