<アンチヒーロー>プロデューサー&監督陣より終盤に向けた見どころコメントが到着「逆転の鍵は『約束』『意思』『絆』」
4月クールの日曜劇場は、長谷川博己主演の「アンチヒーロー」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)を放送中。同ドラマは、長谷川が7年ぶりに日曜劇場で主演を務める、日本の司法組織を舞台とした“逆転パラドックスエンターテインメント”。「正義の反対は、本当に悪なのだろうか」ということを視聴者に問い掛け、スピーディーな展開で次々と常識を覆していく。 【写真】訝しげに雑誌を読む北村匠海“赤峰”&堀田真由“紫ノ宮”&大島優子“白木” 長谷川は「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹を演じ、明墨と同じ法律事務所で働く同僚弁護士・赤峰柊斗役の北村匠海、同じく同僚弁護士・紫ノ宮飛鳥役の堀田真由、パラリーガル・白木凛役の大島優子、東京地方検察庁の検察官・緑川歩佳役の木村佳乃、検事正・伊達原泰輔役の野村萬斎らが脇を固める。 ■プロデューサーと監督陣から終盤に向けての見どころコメントが到着 6月2日に放送された第8話では、12年前に起きた「糸井一家殺人事件」における志水(緒形直人)の冤罪を晴らすための唯一の証拠動画が伊達原によって消され、明墨らは行く手を阻まれてしまった。6月9日(日)放送の第9話を前に、飯田和孝プロデューサーと監督陣から終盤に向けての見どころコメントが到着した。 ■飯田和孝プロデューサーコメント 第8話で志水の無罪につながる証拠が完全に消されてしまった明墨たちですが、可能性を信じて行動します。桃瀬礼子(吹石一恵)が冤罪の可能性に気付いた6年前をひもといていく中で、桃瀬という検事の全容、明墨との関係が明かされていきます。 逆転の鍵は、6年越しの桃瀬との「約束」、受け継がれた「意思」、そしてそこに集まった仲間の「絆」、全てを集めて伊達原に挑みます。結末に向けて、残り2話、まだまだ隠された謎、裏切り、どんでん返しが待っていますので、ぜひご期待ください。よーくご覧ください。そうすると、最終回の大逆転の鍵に気付いていただけると思います。 そして、miletさんの主題歌「hanataba」も、特別アレンジバージョンが第9話ではかかりますので、そちらにもご注目を! ■チーフ演出・田中健太監督コメント 検察官は100件に1件間違えただけで袋叩きにあってしまいます。作中で悪役として描かれている検察側ですが、検察官とは本当に酷な仕事です。伊達原にとって司法制度が揺るがないようにすることは、検事正としての守るべき正義の一つでもあるんですよね。 もしかしたら(世の中の)冤罪事件とされているものの背景には似たようなことが起こっていたのかもしれない。そんなことが想像できるようになっていると思います。 ■宮崎陽平監督コメント 第8話の伊達原がびっくりするほどに悪役だったので、視聴者の皆さんとしてはどう感情移入していいか分からないかもしれませんが、伊達原の人間的な部分もこれから描かれていきます。1人の検察官の必死さの裏返しとして見てもらえたら。 第9話では、志水が明墨に尋問される前はどんな人物だったかを含め、より糸井一殺人事件が詳細に描かれます。どういう経緯で明墨、桃瀬、伊達原が絡んでいくのかに注目していただきたいです。 ■嶋田広野監督コメント 第4話で登場した桃瀬礼子が再び第9話で登場するので、そこにも注目してほしい。最初に登場してから時間が経っていますが、彼女の存在を意識できるように細かい仕掛けをしているので。それに、伊達原や桃瀬だけではなくて、今までスポットが当たっていなかったキャラクターにも動きがあるかも...。 ■「アンチヒーロー」第9話あらすじ 12年前の事件の唯一の冤罪の証拠である動画が伊達原によって消されてしまう。明墨は、桃瀬の意思を継ぎ志水の冤罪を晴らすために奮闘を続ける。 一方、赤峰と紫ノ宮は、独自の視点で12年前の事件を洗い直す。しかし、そこに伊達原の魔の手が迫る。