【東京女子】王者渡辺未詩、米国での前哨戦に完敗で弱気発言「未詩が弱いかも」V5戦大丈夫?
<東京女子プロレス:シアトル大会>◇9日(日本時間10日)◇米シアトル・ヒストリックワシントンホール 本番へ不安の残る敗北となった。プリンセス・オブ・プリンセス王者・渡辺未詩が米国の地で、ザラ・ザッカーとの前哨戦に敗れた。 中島翔子と組み、ザラ、愛野ユキ組と対戦。ザラに対し、序盤は中島がマッチアップ。会場のファンをあおり、声援を味方に付けながらスピードで圧倒。パワーに屈せず流れをつくり、場外へのトペ・コンヒーロを決め、渡辺につないだ。 バトンをもらった渡辺だったが、勝利に結びつけることはできなかった。以前から外国人レスラーに「力で負けたくない」と話していた通り、真っ向勝負で挑み、終盤こそザラをジャイアントスイングでぶん回し、盛り上げたが、その後は防戦一方。最後は勢いを増したザラを止めることができずリングに沈んだ。 海外での試合も重ねており「映像で見てくれているファンも増えた」と人気も実感している。王者として「アウェー」は言い訳にはできない。この日は試合のほとんどを中島に託す形となった。試合後には「未詩が弱いかもしれない」と弱気な発言も飛び出した。 5度目防衛戦となる、16日大阪大会で再び激突する。8月プリンセスカップで直接対決に敗れて以降、苦しい戦いが続いているが「負けない! 頑張るから」。王者として連敗は許されない。