三吉彩花「嘘をついて生きたくない」本心と向き合って見えた本当の自分
20代はそういった意志の強さを培った時期だったという。そこで確かめたのは、「女性が強く生きていくような作品。何かに立ち向かいながら生きているような役をやりたい」と女性のたくましさを表現したいという思い。どんなに危機的な状況でも冷静に対処するアンを演じた「今際の国のアリス」、女性ボクサーを演じた『ナックルガール』で力強さと凜とした美しさをあふれさせていたのも印象深いが、「アクションももっとたくさんやりたいです」と笑顔をのぞかせながら「30代に入ると、さらに世界や視野が広がってくると思います。より新しいことにチャレンジしたり、アグレッシブに飛び込んでいきたいという気持ちが強いです。モデル、俳優どちらもですが、アジアやハリウッドでのお仕事にも力を入れていきたいです」と限りない可能性を追求していた。
映画『本心』は11月8日より全国公開中