「藤野あおばの超絶美弾を帳消しに…」なでしこジャパンが先制も逆転負け。W杯王者スペインのバロンドーラーが活躍【パリ五輪】
藤野あおばの直接フリーキック弾で先制したが…
パリ五輪(パリオリンピック)2024・グループリーグC組第1節、なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)対スペイン女子代表の試合が現地時間25日に行われ、なでしこジャパンは1-2の敗戦を喫した。藤野あおばが美しいゴールを決めたが、それ以上にアイタナ・ボンマティの活躍が光ったと、英メディア『ユーロスポーツ』が報じている。 なでしこジャパンを率いる池田太監督は、田中美南や藤野、長野風花などを先発起用。13分には、フリーキックから藤野が直接シュートをゴールに叩き込み先制点を決めた。しかし、22分にスペイン女子代表のボンマティに同点ゴールを決められてしまう。さらに、74分にはスペイン女子代表のマリオナ・カルデンテイに逆転ゴールを決められ、なでしこジャパンは1-2の敗戦を喫している。 【グループリーグ順位表】パリ五輪2024 女子サッカー競技 組み合わせ ボンマティは昨年の女子ワールドカップ初優勝に貢献し、女子バロンドールを受賞した選手だ。藤野の衝撃ゴールが話題の中心になりそうなところだったが、ボンマティなどの活躍によってスペイン女子代表が逆転勝利したため、同メディアは「現バロンドール受賞者は、藤野がスタッド・ドゥ・ラ・ボージョワールでフリーキックから決めた超絶美弾を帳消しにし、カルデンテイの決勝ゴールをお膳立てして、ラ・ロハにグループCでの理想的なスタートをもたらした」と報じている。
フットボールチャンネル編集部