「印象・派対 : ポーラ美術館コレクション 印象派から現代アートへ」が上海で開催。ポーラ美術館初の海外での本格的コレクション展
神奈川・箱根のポーラ美術館のコレクションを紹介する展覧会「印象・派対 : ポーラ美術館コレクション 印象派から現代アートへ」が、上海の上海博物館で開催される。会期は2025年1月22日~4月21日。 ポーラ美術館の海外における初の本格的なコレクション展となる本展では、コレクションの中核であるクロード・モネ やピエール=オーギュスト・ルノワールといった印象派の絵画に始まり、ポール・セザンヌ、フィンセント・ファン・ゴッホ 、ポール・ゴーガンといった20世紀絵画の先駆けとなったポスト印象派の優品、パブロ・ピカソやジョルジュ・ブラック、アンリ・マティス といった20世紀の巨匠たちの名品などが一堂に会する。 さらに、近年ポーラ美術館が拡充している現代美術のコレクションも紹介。写真、映像、インスタレーションなどの作品を通じて、現代のアーティストたちの先鋭的な表現を体感することができるという。 コレクション展が開催される上海博物館は中国三大博物館のひとつに数えられ、世界有数の中国絵画・陶磁器コレクションを誇る。本展は、上海の新たな文化拠点として整備される浦東新区花木地区に2024年2月に開館した、上海博物館東館で開催される。