「関西財界セミナー」20年ぶりに神戸で…震災30年の来年、「万博・防災・国際情勢」も議論
関西経済同友会と関西経済連合会は17日、企業トップが関西経済の課題を議論する「第63回関西財界セミナー」の開催概要を発表した。阪神大震災から30年の節目に合わせ、来年2月6、7両日に被災地・神戸市で開催し、防災対策やまちづくりについても考える。 神戸での開催は、震災から10年にあたる2005年以来、20年ぶり。メインテーマは「強靱に、果敢に、羽ばたく関西~未来社会のデザイン元年~」とした。2025年大阪・関西万博や防災、人材育成、企業をとりまく国際情勢など、六つの分科会を設ける。 会場は同市中央区の神戸ポートピアホテルで、著名人による講演もある。6日は経営学修士号(MBA)取得者で僧侶の松本紹圭さんが、経営者が持つべき視点について、7日にはキャスターの辛坊治郎さんが関西万博への期待について講演する。