【広島】上本崇司、気迫ヘッスラ「必死で食らいついた」投手強襲タイムリーから初回4得点
◆JERAセ・リーグ 広島―巨人(20日・マツダスタジアム) 広島の上本崇司内野手が、気迫のヘッドスライディングでチーム16イニングぶり得点を生み出した。初回2死満塁、痛烈なライナーが巨人先発・井上のグラブをはじいた。井上はすぐに打球を処理したが、上本は頭から一塁へ滑り込み、投手強襲の適時内野安打で先取点を奪った。 「必死で食らいついていきました。先制点につながって良かったです」 初回は菊池の中前打、堂林の左前打と小園の投手強襲内野安打で2死満塁の好機を作っていた。上本の先制打の直後、なおも2死満塁の場面では、会沢が左中間を破る走者一掃の3点二塁打。前夜、延長12回スコアレスドローに終わった打線が、今季最多の初回4得点で主導権を握った。
報知新聞社