鹿島じゃなければ…? 他クラブなら主力になれそうな選手(4)1トップ採用で出場減…。パワーとスピード備えたFW
J1リーグで最多の優勝回数8回を誇る名門・鹿島アントラーズは、分厚い選手層を誇っている。それだけに、ピッチ上に立つ11人に選ばれることは簡単ではない。今回は、鹿島以外のクラブであれば、主力としてプレーしていても不思議ではない能力を持った選手を紹介する。※各データは4月26日時点。
FW:垣田裕暉 生年月日:1997年7月14日(26歳) 2024リーグ成績:3試合0得点0アシスト 垣田裕暉は、鹿島アントラーズの育成組織出身で、2016年にトップチームに昇格した。プロ1年目は分厚い選手層に阻まれてJ1出場は3試合にとどまり、翌2017シーズンからは様々なクラブに期限付き移籍で加わっている。 まずはツエーゲン金沢で3シーズンを過ごして、2019シーズンは10番を背負ってプレーした。2020シーズンは徳島ヴォルティスで得点ランキング3位となる17ゴールを挙げて、昇格に貢献。その後、J1でもコンスタントにゴールを決められることを証明し、2023シーズンに満を持して鹿島に復帰している。 育ったクラブに戻った垣田は、昨季のJ1第9節のアルビレックス新潟戦でリーグ戦初先発の機会を得ると、ここでゴールを決めて、以降はコンスタントに起用された。しかし、今季の鹿島は昨季の2トップではなく1トップ。鈴木優磨が不動のレギュラーで、垣田は当然ベンチに座ることが増えた。ここまでリーグ戦のプレー時間はわずか23分という厳しい状況だ。 187cmの長身でスピードもある垣田は、フィジカルの要素だけでも多くのクラブが欲しがる大型FWと言えるだろう。期限付き移籍先でゴールを挙げてきた実績もあり、鹿島以外であれば多くのクラブで主役になれる選手のはずだ。
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