マックスバリュ東海 じもの商品大商談会 過去最多の400社が出展
東海エリアを中心に7県で店舗を展開するマックスバリュ東海は、地域密着経営推進の一環で、地元に親しまれている商品を各店舗の従業員らに紹介し、各店舗の品揃えの充実を図る「第11回じもの商品大商談会」を9月25日、静岡県浜松市の浜松市総合産業展示会で開催した。出展企業はオンラインも合わせて404社で過去最多。会場では地域性の高い約2500アイテムが並べられ、従業員1500人が来場した。 大商談会では、店舗の従業員、コミュニティ社員(パートタイマー社員)が出展企業から直接説明を受けることで、自店で展開する商品を選定し、「地産域消」を推進する。 会場では、静岡や愛知、岐阜、三重など管轄エリアの食品、飲料メーカーらが一堂に会した。 国分中部では、今秋に地域限定で発売する予定の新商品「駿河湾産桜えびだし塩らーめん」を紹介。国産素材のだしにこだわった国分グループ本社の袋麺「tabeteだし麺」シリーズで、静岡・駿河湾産の桜えびからとっただしを使用した。 また、静岡県のマヨネーズ・ドレッシングメーカーのエスエスケイフーズでは「焼津産かつお節香る和ドレッシング」などを並べた。 近年、知名度が上がっている岐阜県の郷土料理「鶏ちゃん」に関連するメーカーも多く出展した。 下呂市のパックメーカー・萩原チキンセンターでは、様々な味付けの冷凍パック「萩屋ケイちゃん」をPRした。 家庭で簡単に鶏ちゃんが楽しめるタレでは、名古屋市のみそ醤油メーカーのイチビキが「鶏ちゃんのたれ しょうゆ味」、みそメーカーのナカモが「めいほう鶏ちゃんの素」、岐阜県の丸昌醸造場では「鶏ちゃんみそスパウトパック」をそれぞれ並べた。 さらに、三重県のご当地グルメ「四日市とんてき」では、名古屋市のコーミが「四日市とんてきのたれ」、三重県の下津醤油のとんてきのたれ「とんとん拍子」などを紹介した。 商談会の実施後に各店舗で取り扱いたい商品を選定。12月ごろから順次、売場で販売される。