三浦監督「優勝とはこれだけいいものなのか」南場オーナー「今までで一番幸せ」
悲願の日本一を果たしたプロ野球・横浜DeNAベイスターズ。チームを導いた三浦大輔監督らが都内で会見を開き、「優勝とはこれだけいいものなのか」と喜びを語りました。 三浦大輔監督「ほっとした気持ちとうれしさがこみ上げてきた。98年の選手の時に優勝して、もう一度優勝したいという思いでやったが、現役でかなわず。優勝というのはこれだけいいものなのかと、久しぶりに感じた」 ベイスターズは、リーグ3位でレギュラーシーズンを終えましたが、クライマックスシリーズを勝ち上がり、その後、日本シリーズを制して26年ぶりに日本一に輝きました。 11日、日本記者クラブで開かれた会見で、就任4年目の三浦監督は、日本一の勝因について、メンタル面の切り替えをあげました。 三浦大輔監督「いい意味で割り切れるようになってきた。答えのないことを考えて深みにはまっている時期もあった。『これだったらしょうがない』、『次どうしようか』という切り替え。自分自身も切り替えができるようになってきた」 また、2015年にプロ野球界初の女性オーナーとなった南場智子オーナー。 就任10年の節目に、頂点に上り詰めました。 南場智子オーナー「今まで生きていて一番幸せなくらい幸せ。26年もお待たせをしたファンの皆さん、そして支援してもらった全ての皆さんに喜びを届けることができたというのが最高の喜び」 三浦監督は、横浜への愛を胸にさらなる高みを目指します。 三浦大輔監督「右も左も分からずこの街に来て、戦っていく中で横浜の街に育てられて、背中を押してくれる、支えてくれている人、その人のためにも一緒に勝って喜びたいという思いがある。それが横浜を好きな理由。リーグ優勝からもう一度日本一になる、日本シリーズに出て優勝する」