【恐怖のタクシー】「殺すぞお前、この野郎」泥酔した男が大暴れ…走行中の車内で身を乗り出し運転手に暴行 新潟市
4月11日、新潟市内でタクシーに乗車した76歳の男が車内で暴れたあと、警察官に対する公務執行妨害で現行犯逮捕された。運転手の男性にも暴行を加えていた男…車内のドライブレコーダーが犯行の一部始終を捉えていた。 【画像を見る】走行中のタクシーで…「殺してやる」酒に酔った男が運転手に暴行 犯行の一部始終がドラレコに
タクシーで男が大暴れ…運転手に暴行
タクシーの車内で大声を上げ…走行中にも関わらず、運転席に身を乗り出し、運転手の顔を殴るなどの暴行を加えた76歳の男…なぜこのような危険な行為に及んだのか。 事の始まりは4月11日午後6時半すぎ、男は新潟市中央区でほかの男性と2人でタクシーに乗車し、西区方面に行くよう運転手の男性に指示した。 2人を乗せた運転手の男性は当時の状況について「かなり酔っ払っていた。とりあえず走り、後ろの2人は言い合いをしていた」と話す。 すでに泥酔し、車内でもみ合いになっていた2人…耐えかねた男性が途中で先にタクシーを降りると、怒りの矛先は運転手へ。 「上着を引っ張られ、後ろからパンチ。『おまえ何やってるんだ、どこに行くんだ』と言われ、殴りっぱなし」 運転手は指示された通り、西区方面に向かっていたが、男は「殺してやる、この野郎」などと暴言を吐きながら、運転席に身を乗り出し、運転手への暴行を続けた。
警察官を殴り現行犯逮捕… 運転手は「示談しない」
こうした状況に、運転手は行き先を最寄りの警察署に変更し、警察に助けを求めた。 その後、警察官が男から話を聞こうと後部座席のドアを開けたところ、車内から出てきた男が警察官の腹を一発殴ったため、公務執行妨害で男は現行犯逮捕された。 運転手は全治約10日の打撲をしたほか、着ていた服も破かれる被害を受けた。 タクシーの運転手は「ルールを守ってもらいたい。示談はしない。怖い思いをさせられているのだから」と語気に怒りを込めて話した。 警察の調べに対し、「酔っていてよく覚えていない」と容疑を否認している男…運転手は警察に被害届を提出する予定だという。 (NST新潟総合テレビ)
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