千鳥会、飛躍誓う 茨城県内 各界の代表1000人
茨城県内最大規模の賀詞交歓会、第75回「千鳥会」(茨城新聞社主催)は8日、同県水戸市千波町の水戸プラザホテルで開かれ、各界の代表約1000人が出席し、1年の飛躍を誓った。 千鳥会は1949年、県内政財界の有志が戦後の県土復興を願い、水戸市内の料亭「千鳥」で会合を開いたのが始まり。各界の代表者が一堂に集う県内最大の賀詞交歓会に発展した。 今年の世話人は、笹島律夫県経営者協会長▽内藤学県商工会議所連合会長▽小川一成県商工会連合会長▽阿部真也県中小企業団体中央会長▽高橋靖水戸市長▽中島栄県地方自治四団体連絡会議代表▽能島征二日本芸術院会員▽沼田安広茨城新聞社長-の8人。 来賓として、大井川和彦知事、西野一県議会議長、鈴木正誠県人会連合会長が出席した。 世話人を代表し、沼田社長は「人口減少問題への対応など、重要な課題がさまざまある。各界の力を結集して取り組み、茨城県がさらに発展し、県民の皆さまが幸せを感じる1年となるよう念願する」とあいさつ。大井川知事は「今年は本格的に、人材(不足)の問題が全ての物事の中心になっていくのではないか。良い循環で社会的流入増をぜひ成し遂げていきたい」と抱負を述べた。 ステージでは大井川知事や世話人らが鏡開きをして新年を祝い、高橋市長の発声で乾杯。笹島会長が中締めを行った。
茨城新聞社