NISAで損をした! ブラックブラックマンデーを超える株価の暴落。これからのための考え方とやることリスト
自分のリスク許容度について再考しよう
個別株式のように時々刻々と株価が変動しませんが、投資信託にも毎日の変化はあります。この変化を見てリスク許容度をはかり、“一喜一憂しないから自分は大丈夫”と判断していた人も、今回の下落で自信をなくした人もいるのではないでしょうか。始めて間もないこの時期に、下落の経験ができたのは良かったかもしれません。 積立投資を長く続けていると、今後も今回のような局面は何度か訪れます。5年後・10年後に資産残高が増えた状況で、大暴落となったらどうでしょうか。リスク(ブレ幅)を少なくすることも考慮するべきです。 もし投資対象が株式だけの投資信託で積立投資をしているのなら、「2年目からは債券なども組み入れたバランス型の投資信託と半々に投資する」などの工夫も一案です。分散投資することにより、リスクは減らせます。大切なお金を増やすことも大事ですが、守ることも念頭においてください。 この原稿を執筆している8月6日の日経平均は3万4675円でした。これは前日から3217円高で、上昇幅は過去最大。明日以降どちらに動くのか、株価からしばらくは目が離せません。 執筆者:宮﨑真紀子 ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士
ファイナンシャルフィールド編集部