大ヒット作「愛の不時着」宝塚歌劇団で上演決定!7月にはミュージカルが新国立劇場に進出
韓国の制作会社であるスタジオドラゴンが、ミュージカル「愛の不時着」を通じて、日本で韓流ブームを巻き起こしている。 【写真】ミュージカル化もされた「愛の不時着」、公演写真はこちら 2019年、韓国のtvNとNetflixを通じて全世界で公開されたドラマ「愛の不時着」は2020年、日本のNetflix TV SHOW部門で1位になるなど、4回目の韓流ブームを巻き起こしたと評価され、日本で人気を博した(オンラインコンテンツサービスランキング集計サイト「Flix Patrol」基準)。 2024年1月、韓国コンテンツ振興院が発刊した「2023K-コンテンツ海外進出現況調査」でも「愛の不時着」は「冬のソナタ」と共に、日本人が最もよく見る韓国ドラマとして挙げられるなど、今も人気を得ている。 最近は原作のみならず、ミュージカルの人気も高い。スタジオドラゴンが2月、フジテレビおよび公演制作会社A2Z ENTERTAINMENT、ASTIN CARMELと共に日本で披露したミュージカル「愛の不時着」は、連続で全席完売を記録するなど、日本で人気を博した。この人気に支えられ、7月7日から21日までアンコール公演が日本最高の国立劇場と評される新国立劇場にて上演される。韓国ドラマを原作とする公演が新国立劇場に進出するのは「愛の不時着」が初めてだ。 11月には「愛の不時着」が日本で110年の歴史を誇る「宝塚歌劇」として上演される予定だ。宝塚歌劇団は女性団員だけで構成された日本の伝統ミュージカル劇団で、日本だけでなく、全世界に多くのファンがいる。韓国ドラマが宝塚公演として輸出されるのは、2009年の「太王四神記」以来、2度目だ。「愛の不時着」の宝塚公演は、11月30日から12月15日まで東京建物Brillia HALLで、12月22日から28日まで梅田芸術劇場メインホールにて上演される。 スタジオドラゴンの関係者は「ドラマ『愛の不時着』の根強い人気に支えられ、ミュージカルも日本で良い成果を出しており、意義深い」とし「ヒットドラマIPを公演に拡大したことで、IPの生命力と付加価値を高めることができる。今回のミュージカル『愛の不時着』の成果を基に、これからドラマIPを活用した公演ビジネスをより一層拡大する予定だ」と伝えた。 スタジオドラゴンは昨年8月にも、日本を代表するエンターテインメント会社であるエイベックスグループ傘下のエイベックス・ピクチャーズとタッグを組んで、ドラマ「ヴィンチェンツォ」をミュージカル化し、日本で上演した。
ファン・ヘジン