藤原紀香×高島礼子×剛力彩芽 三姉妹として共演「夫と、家に泥棒多いね、と…」「紀香さんは刺激をくれる人」「姉さんについていきたい」
2023年12月19日、女優の藤原紀香(52)、剛力彩芽(31)、高島礼子(59)、演出の河原雅彦、脚本の岩崎う大(かもめんたる)らが、東京・浅草で舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」の製作発表会見を行った (撮影◎本社 奥西義和) 【写真】大きく肩側のあいたドレスでコメントする剛力 * * * * * * * ◆舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」の製作発表会見 本作は、明治座創業150周年のファイナルを飾る公演となる。北条司氏の人気コミック『CAT’SEY』を原作としているが、舞台を明治時代に移し、怪盗三姉妹が東京の夜を騒がせる物語。 脚本を担当した岩崎は、「ついに俺もここまで来たか」口火を切り、姉妹3人の妖艶かつ迫力あるビジュアルを見て「これ、世界規模の何らかの頂上決戦ですよね」とコメントした。 次女・来生瞳を演じる藤原は、1997年に公開された実写映画版には長女の泪役として出演。今回の会見では「大好きな作品に人生で2度もご縁があった幸せ」と喜びを語った。 同じ北条作品の『エンジェル・ハート』のドラマ版にも出演したことがある長女・泪役の高島は、「初めての共演者の方がほとんどで、刺激を受けています。寒い時期に劇場に来てくれるお客様の心に残る作品にしたい」とコメント。 ボーイッシュな3女・愛を演じる剛力は「初舞台が明治座で、緊張もしましたが舞台が大好きになりました。30代でまた立たせていただけて嬉しい。愛役はボーイッシュで活発で、ぴったりと言っていただくのですが、愛のように理系は得意ではないので…」と笑顔で答えた。
◆紀香さんは常に刺激をくれる人 瞳の宙乗りシーンがあるということで、記者に質問された藤原は「台本を読みましたら、瞳は空を飛んでました。人生初でございまして、ドキドキ。どんな感じの宙乗りになるのか楽しみたい。キャッツアイらしい女性らしい飛びになると思います」と返答。 夫で歌舞伎役者の片岡愛之助(51)が現在、東京・新橋演舞場で新作歌舞伎『流白浪燦星(ルパン三世)』でルパン役を演じていることにも触れ「昔から愛されている作品に出るのは嬉しいし、リスペクトと責任を感じます。夫と『家に泥棒多いね』って話したりしてます」と微笑ましいコメントを。 共演者同士の印象について聞かれると、高島は「紀香さんは常に刺激をくれる人。今日の紀香さんの衣装を聞いて〈何を来たらいいんだ?〉と悩んだ。こんなに悩んだのは初めて。急遽変更して自前の着物で着ました」と会場を笑わせた。 剛力については、20歳の時に共演したことに触れ「あのとき20歳だったと思えない主役ぶりでした。妹になってくれてありがとう」といえば剛力は「姉ふたりについていきたい。甘えさせてもらいます」と和気藹々。