名古屋がFWパトリックの今季契約満了を発表「顔を上げてこのクラブを離れます」
名古屋グランパスは27日、ブラジル人FWパトリックが契約満了に伴って今季限りでチームを離れることを発表した。 現在37歳のパトリックは母国ブラジルの複数クラブを渡り歩き、2013年に川崎フロンターレでJリーグデビュー。その後、ヴァンフォーレ甲府やブラジルのフォルトレーザを経て、2014年からプレーしたガンバ大阪で2014年の国内3冠などに貢献した。 それ以降もサンフレッチェ広島や京都サンガF.C.を渡り歩き、今年初めに名古屋へと完全移籍加入。今シーズンはここまで明治安田J1リーグ32試合5得点、JリーグYBCルヴァンカップ3試合3得点、天皇杯1試合1得点を記録している。今季のルヴァン杯決勝ではベンチを温めたが、大会を通じた活躍で優勝に貢献した。 パトリックはクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。 「年始一番初めのインタビューで今年の目標はタイトルを獲得することだと言い、その目標を達成することができたので顔を上げてこのクラブを離れます。僕の名前を叫び、後押ししてくれたファン、サポーターの皆さまに感謝しています! これからも日本で最善を尽くしていきたいと思います。心の底から感謝しています。今年名古屋グランパスでプレーすることができて本当に良かったです! 」