自販機でコーヒーを買おうとして「500円玉」を入れたら戻ってこない…!返してもらえるのでしょうか?
「お金が戻ってこない」とウソをついたらどうなる?
実際には自動販売機にお金を入れていないにもかかわらず「お金を入れたのに製品が出てこないしお金も戻ってこない」「お釣りが出てこない」などと設置先事業者に対して虚偽の申告をしたことで、詐欺案件として問題になったケースもあります。 刑法第246条に「人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する」とあるように、詐欺行為はれっきとした犯罪であり、懲役の対象となります。 多くの場合、このような申告に対して管理会社は、該当する自動販売機の点検を行い、紙幣・硬貨のつまりや売上金の差異を確認したうえで返金に応じることになっているようです。 つまり、「お金が戻ってこない」とウソをついても発覚するケースがほとんどであると考えられるでしょう。
自動販売機からお金が戻ってこない場合は問い合わせることで返金される可能性が高い
自動販売機にお金を入れたにもかかわらず、商品が出てこないうえにお金も戻ってこないというときは、自動販売機のステッカーに記載されている電話番号に問い合わせることで返金される可能性が高いでしょう。 今回の「自動販売機でコーヒーを買おうとして500円玉を入れたら戻ってこない」という事例のように、実際よりも多いお金を入れた場合は、お金が戻ってこないと特に慌ててしまうかもしれません。 返金方法は自動販売機の管理会社や飲料メーカーによって異なるため、QUOカードが後日送られてくる形になる場合もあるようです。いずれにしろ、きちんと対処すれば損をする心配はないはずなので、まずは落ち着いて問い合わせ先を確認しましょう。 出典 e-Govポータル 刑法(明治四十年法律第四十五号) 第三十七章 詐欺及び恐喝の罪 第二百四十六条(詐欺) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部