真っ白よりまじめすぎない「白っぽい色のシャツ」同じ服でも同じに見えない「着回しテクニック」
シャツはスタンダードなアイテムゆえに「まじめすぎる」「どこか垢抜けない」ことも。1枚で使ってもさまになる、着回すたびにアイディアが増える。着回しも長続きするシャツ選びの視点をコーディネートを通して実証。 ≫【写真・シャツが上手くなる▶失敗しないための6つの考え方】「白のシャツは難しい服です」シャツ上手の人気スタイリストがよく使う「ふつうだけど可愛い」簡単テクニック ■「白シャツの延長で」浅いベージュのビッグシャツ ベージュカラーミドルシャツ 16,940円/uncrave STANDARD(uncrave) 【POINT】サイドに深いスリットがあるタイプは、たとえ淡いトーンでまとめてもぼやけにくいのが利点。白とイエローの間のような、エクリュに近いベージュなら、シャツ1つでほどよい甘さをかもしだせる。 ■着回しコーディネート.1 【いつもの白黒に重ねてなじませる】 白の延長で使えるベージュシャツだから、例えば白T+黒スラックスなどのモノトーン配色にも浮かずに深みを出せる。透け感のある軽やかなニュアンスカラーをかぶせて、ハンサムな白と黒のコントラストを中和。 ■着回しコーディネート.2 【丈の長さを利用してレイヤード】 短め丈のスウェット+パンツの間に挟みコンパクトなシルエットにメリハリづけ。長め丈のシャツをスウェットからのぞかせて、ボリュームを足すことで、ハーフパンツも着やすくなる。丈感が異なるトップスどうしを重ねても、サイドの切れ込みがもたつきを回避。 ■着回しコーディネート.3 【シャツのすそを広げてスカートの重みをはらう】 立体感を生むビッグシャツがあれば、マイルドな色合わせも簡単に。すそからウエストあたりまでボタンを開けて、スリットをつくると、ワンピース風に色と形をつなげてもすっきり。
Composition&Text_GISELe