津田健次郎が披露した独特なイラストに会場どよめき 「監督、僕やっていけますか？」
声優の津田健次郎さんが22日、アニメ映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』（全国公開中）の公開記念舞台挨拶に、同じく声優の川井田夏海さん、大塚剛央さん、板津匡覧監督と登場。味わい深いイラストで、作品の魅力をアピールしました。 【画像】自身の原点を明かした津田健次郎さん 映画は、西村ツチカさんの同名マンガが原作。客がすべて動物という不思議な百貨店を舞台に、新人コンシェルジュ・秋乃と特別な客との間で繰り広げられるファンタジーストーリーです。主人公の秋乃を川井田さん、百貨店内をいつも歩いている謎のペンギン・エルルを大塚さんが担当し、津田さんは、人気ガラス造形作家のケナガマンモス・ウーリーの声を務めています。 映画が既に公開されていることもあり、津田さんはエゴサーチをして反響を調べたそうです。「ツダケンこういう役をやるんだ」「こういうの珍しい」「良かったよ」と様々な感想をもらったと明かし、「僕的にはすごく珍しいタイプのキャラクターを演じさせていただいて、そこにお褒めの言葉をいただいたりするのは本当にうれしいですね。こういうのもやれるんだぜって」と笑顔を見せました。 また、イベントではキャストが作中の注目してほしいシーンをイラストで表現する一幕も。川井田さん、大塚さんがそれぞれ、板津監督からできばえを褒められる中、津田さんはエルルを真っ黒に塗りつぶした独特な絵を披露。大塚さんが描いた『エルルが床を滑るシーン』と同じシーンだそうで、津田さんは「同じ絵ですよね」と2枚のイラストを並べ、満足そうに見比べました。
津田さんの「監督、（イラストでも）僕やっていけますか？」という質問に、板津監督は「いけるかな～」と思わず苦笑い。「独創性という意味ではちょっと頑張れるかな」と自信を見せる津田さんに、板津監督も「いいと思います」と折れ、会場の笑いを誘いました。
