令和にロボットアニメブーム到来中? 『スパロボ』に参戦してほしい3作品
盛り上がり続ける令和のロボットアニメ
『勇気爆発バーンブレイバーン』や『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の影響で、2024年に入ってからロボットアニメ熱が高まっている人も多いのではないでしょうか。しかし、実はロボットアニメは、令和に入ってからかなり盛り上がっています。今後も、春から放送が始まるTVアニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』をはじめ、「マクロス」「アクエリオン」「グレンダイザー」と、人気シリーズの関連作だけでも気になる作品が目白押しです。 【画像】『スパロボ』参戦してほしい「令和のロボットアニメ」ランキングを見る ロボットアニメといえば、多くのロボット作品が一堂に介するシミュレーションRPG『スーパーロボット大戦』(以下、スパロボ)という人気シリーズがあります。新作の参戦作品が発表されるたびに話題になる同シリーズですが、スマートフォン用のもの以外では2021年10月に発売された『スーパーロボット大戦30』以来、音沙汰なし。その間に続々と面白いロボットアニメが生まれています。
戦闘がメインのアニメだけをピックアップし、さらにシリーズものは同一とカウントしても、その数なんと50以上。「最近はロボットアニメが少ない」なんてことを嘆く暇などないくらい充実しています。そこで今回はそんな豊富な令和のロボットアニメから、『スパロボ』に参戦したら面白そうな3作品を紹介します。
●『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 令和のロボットアニメにおける最大の話題作として挙げられるのが『シン・エヴァンゲリオン劇場版』です。2007年から続いた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの完結作として2021年3月に公開されると、その衝撃的な内容とサブカル界の大御所作品の見事な完結で話題を呼び、興行収入が100億円を超えるヒット作となりました。 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の第3作までは、これまでの『スパロボ』シリーズにも登場していただけに、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の参戦も当然期待したいところです。しかし、終盤の展開をゲームとしてどう扱うかが難しそうです。 『スパロボ』にスーパーバイザーとして関わる寺田貴信さんはかつて「シンエヴァ、公開初日に行きました。行って、『スパロボでこんなん無理』と思いました」とX(旧:Twitter)でつぶやいたことも。しかし、そうした作品がどう昇華されるかも『スパロボ』の見どころのひとつです。案外、ほかのメタネタを扱うロボットアニメとからめれば、どうにかなるかも……? ●『勇気爆発バーンブレイバーン』 続いて、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』とともに2024年のロボットアニメシーンを牽引(けんいん)する『勇気爆発バーンブレイバーン』です。同作の監督である大張正己監督はこれまで『スパロボ』にさまざまな形で協力しており、また作品自体もパワーアップイベントなどがきちんと行われる「普通のロボットアニメ」としての側面もあるため、意外とすんなり「ババーンと推参!」するかもしれません。 本作については、大ウケしている最大の要素である「ブレイバーン」のキャラクターが、他作品のキャラクターにどう受け入れられるかが気になるところです。一見似た雰囲気の「勇者」シリーズをはじめとする自我を持つロボットや、ブレイバーンと同じく鈴村健一さんが声優を務める『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の「シン・アスカ」とどうからむのか。「愛」は絶対にあるであろう「精神コマンド」などもあわせ、『スパロボ』世界での彼の扱いを考えるだけでワクワクします。 ※『勇気爆発ブレイバーン』は4月中旬以降、スマートフォン用ゲーム『スーパーロボット大戦DD』に期間限定で参戦することが発表されています。 ●『グランベルム』