入団会見一問一答 DeNA・筒香嘉智、米国での4年「生きるか死ぬか勝負の日…非常に大きな財産」
5年ぶりに古巣のDeNAに復帰した筒香嘉智外野手(32)は18日、横浜スタジアムでの公開入団記者会見でチームへの思いなどを語った。 【写真】筒香の入団会見を桑原(左から2人目)、山崎(同3人目)、柴田(同4人目)らもベンチから見守った ――決断にあたり相談は 「自分一人で決めた」 -―復帰を決めた理由は 「常に野球がうまくなる選択をしてきたつもり。正直、日本に復帰するというモチベーションがいまひとつ上がらなかったのが事実。それは悪い意味じゃない。自分の頭を整理していく中で、一番エネルギーの高いモチベーションになったのが、横浜で優勝を目指すということだった」 ―-米球界への未練は 「今は過去を向いていない。目の前のことに集中している。もう過去を振り返っている時間はない」 ―-米国での経験は 「自分で評価するのは難しい。毎日生きるか死ぬか、勝負の日々だった。それは非常に大きな財産になっている。結果が出なかった原因と今も向き合っている。もっと野球がうまくなるために向き合い続けていく」 ――米国での4年間で野球観や人生観は変わった 「もちろん変わった」 ――どう変わった 「それを話すと5時間じゃ足りない」 ――若手に伝えたいこと 「何かできるとは思っていない。まずは僕自身、ポジションを取りに行く。それだけ」 ――横浜高の後輩でもあるD1位・度会(ENEOS)は 「誰が見ても非常に魅力のある選手。全てのことができる選手だと思う。今後ベイスターズの中心となって、勝利に貢献することは間違いない」 ―-コンディションは 「練習と試合は違うので、試合に出てみないと分からない」 ―-多くのファンに復帰を歓迎された 「応援歌を聞いたときの気持ちの高ぶりは以前と変わらなかった。また横浜でプレーできるのが本当に幸せ」 ――復帰を願うファンの声は届いていた 「知人からも連絡をもらい、そういった思いは耳に入っていた。非常にうれしかった」 ――ファンの存在 「僕が入団したときはスタンドの空席が目立つような状態でプレーしていた。球団の努力もあり、僕がメジャーに行く頃には毎試合満員の状態でプレーできた。やはりその中でプレーできるのは、選手にとって非常に幸せなんじゃないか」 ――ファンへ