ドラフト会議、2024年は目玉候補ハッキリしたが… 来年は全国にスター候補が散らばる予感
◇24日 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD 今年は大学生4人が野球日本代表「侍ジャパン」に選ばれたこともあり、目玉候補がはっきりとしたドラフトになった。一方で来年は、全国大会で下級生から活躍したスター候補生にスカウト陣の視線がちらばりそうだ。 ◆2024年ドラフト 各球団1位指名【写真】 高校生では、今春のセンバツ初優勝に貢献した健大高崎(群馬)の最速154キロ右腕・石垣元気投手、夏に全国制覇を果たした京都国際の好左腕・西村一毅投手らがすでに実力をアピール済み。兄がオリックス・吉田輝星の金足農(秋田)の吉田大輝投手も、スター候補として注目される。 大学生は3年生にして今夏の大学日本代表に選ばれ、世界一を経験した選手がそろう。投手は今春の全日本大学選手権で好投した早大・伊藤樹投手(仙台育英)、明大・高須大雅(静岡)、青学大・中西聖輝(智弁和歌山)、中京大・高木快大投手(栄徳)らが経験豊富。野手では打撃を売りにする明大・小島大河捕手(東海大相模)、パンチ力がある創価大のスラッガー・立石正広内野手(高川学園)らがいる。 社会人は高卒3年目となるホンダ鈴鹿・川原嗣貴投手(大阪桐蔭高)、大卒2年目となるヤマハ・西村進之介外野手(栄徳高―専大)ら指名漏れを経験した選手が解禁年を迎える。
中日スポーツ