「加齢」の影響を食い止める!アンチエイジングダイエットの3つのポイント
アンチエイジングは30~50代の約85%の女性が興味を抱く。しかし、願望とは裏腹に年齢には誰も逆らうことができないのが現実。 【写真】実年齢より見た目が老ける6つの悪習慣とは? 「加齢を防ぐことはできませんが、加齢と共に衰える様々な要素に歯止めをかけることは可能です。特に女性は男性と比べてホルモンバランスなどの影響も大きいので、間違ったダイエットは老化を促進させてしまいます」と語るのはパーソナルトレーナーの林健太さん。 アンチエイジングと言われて一番に思い浮かぶのが肌のケア。 実際に40%以上の女性が肌に最も気をつかっており、今後新たに取り組むアンチエイジング対策としても注目度が高い。しかし、実際のアンチエイジングは表面的なもの以上に、体の内側に目を向けるべきだと林さんは続ける。 「見た目には敏感でも、中身の変化には気付きにくいものが多くあります。正しい運動と食事でアンチエイジングダイエットを行えば、自然と見た目にもアンチエイジングが現れてきます」 アンチエイジングダイエットを成功させるための3つのポイントを紹介。 ▼林 健太 幼少期よりプロレスラーに憧れ、中学生の頃からジムに通い始め、高校・大学はアマチュアレスリング部に所属。 卒業後、一度は就職するもプロレスラーの夢を諦めきれず2011年プロレスリング・ノアに入門。練習中の怪我により 選手としてデビューすることはできなかったが、トレーニングを続けることで心身のモチベーションを維持し続けたことがきっかけでトレーナーとしての活動を始める。
【ポイント1】速筋
白い筋肉(白筋)とも呼ばれる速筋は素早く強い力を出す筋肉。 一般的には筋トレなど高負荷トレーニングで鍛えられる筋肉で、対極にあるのが有酸素運動で使われる遅筋(赤筋)。 加齢と共に衰えやすい前者の筋肉は、いざというアクシデントに見舞われた際、とっさに身を守るための大切な筋肉。 「日常生活で使う機会が少ないが故に衰えやすい筋肉ですが、つまずいて転倒しそうになったときに足を踏み出し、体を立て直すなど瞬発的な動きに必要です。 ダイエットで有酸素運動をメインにしている方も、筋トレなど高負荷トレーニングを組み合わせることで、安全な日々を送りながらのアンチエイジングダイエットが可能です」 筋トレの中でもスロートレーニングではなく、瞬発力や最大筋力、パワーを鍛えるジャンプやスピード種目で速筋は鍛えられる。 速筋は糖質のエネルギーをたくさん使ってくれる筋肉でもあるので、筋トレと合わせて栄養の摂取も怠らないことがアンチエイジングダイエット最大のポイント。