【ボートレース】地元の石原翼が今年初Ⅴを狙う…浜名湖ルーキーシリーズ20日開幕
ボートレース浜名湖の「ルーキーシリーズ第23戦 スカパー!・JLC杯」が20日から25日まで開催される。アグレッシブな若手レーサーが冬の浜名湖水面で迫力満点のレースを繰り広げる。地元のエースは石原翼。今年のトップルーキー・浜野斗馬に加え、他にA1は前田滉、田頭虎親、中村日向、常住蓮が参戦する。今年最後となるルーキーシリーズを制するのはいったい誰になるのか? 見どころ満載の6日間だ。 地元の石原が主役を務める。F2が足かせとなり、2025年前期にはA2級へ降格。ただ、勝率は6点台をキープするなど、巧みな調整力や堅実な立ち回りでカバーした。スタートで無理できない状況が、逆に自身のレベルアップにつながったと言える。F休みを消化した今節は地元ファンに成長した姿を見せたいところだ。 中村は昨年2月の鳴門・四国地区選でG1初制覇。今年も9優出1Vとコンスタントに成績を残しており、スタート力が武器の速攻派だ。ルーキーの中では実力、実績ともに一歩リードしている。田頭はまだ優勝の経験はないものの、24年後期にはキャリアハイの勝率6・31を記録し、A1級に昇格。優出も増加しており、正に今が伸び盛りだ。 前田は24年後期、25年前期と2期連続A1級を維持。今年は10優出2Vと安定感が光っている。コース不問の柔軟なさばきを生かし、大敗が少ないのが魅力だ。浜野は2月の鳴門でデビュー初優勝を挙げると、一気に5Vと今年大ブレイク。SGクラシック出場目安となる6V目を狙う。常住は24年後期は6・75、25年前期は6・60とハイアベレージ。今年9優出3Vと内容も充実。今節も豪快なターンでVを狙う。
報知新聞社