18歳でプロデビュー!一宮市出身のプロゴルファー、父と“二人三脚”で築いた練習方法とは?
父と“二人三脚”で作り上げたスイング。独自の練習方法で、プロの舞台まで駆け上がりました。
タイで合宿「足りないところを極めていきたい」
今年1月下旬、清本選手の姿はタイにありました。去年、一緒にプロテストに合格した、 同じ愛知県出身の與語優奈選手、 おととしの全米女子アマ王者、馬場咲希選手と合同合宿を行っていたのです。 「自分に足りないところを極めていきたい」と合宿への思いを話す清本選手。この日も、グリーンまわりのアプローチが思うようにいかないと、すぐさまアプローチが得意な與語選手を食い入るように見つめます。 合宿への思いを話す際、「技を盗もうと思う」とも明かしていた清本選手。與語選手のプレーを見つめながら、「すごく簡単に打つ。シンプルに簡単に打つので、そこをすごく見ています」と話します。
ライバルでも盗めるものは盗む。即座に與語選手へ打ち方を聞きにいきます。 與語選手にアドバイスをもらいながら、アプローチに挑戦。「振り方は同じで、ボールの位置だけで(高さを)変えられるのは簡単。こういうのもあるんだ」と、技を自分のなかへ落とし込んでいきます。
そして、いよいよ始まったプロ1年目のシーズン。清本選手はここまでレギュラーツアー4試合を戦うも、すべて予選落ち。来月開催の「ブリヂストンレディスオープン」で初の予選通過を目指します。 「ギャラリーのみんなからナイスバーディ!ナイスオン!っていわれるのがすごく楽しい。まずは雰囲気や狭いコースを楽しむこと。結果もついてくればいいと思って、しっかりいろんな経験して準備していきたいです」とプロ生活への意気込みを力強く語りました。