登録証を手にする立谷相馬市長ら（中央）

　国土交通省は20日、相馬港（福島県相馬市、新地町）周辺にある浜の駅松川浦（相馬市）など5施設を「みなとオアシスそうま港」に登録した。同日、浜の駅松川浦で登録証交付式が行われた。 　みなとオアシスは港を核にしたまちづくり促進に向けた登録制度。国交省は登録した場所をホームページに掲載してPRする。「そうま港」は浜の駅松川浦のほか、相馬市の伝承鎮魂祈念館、尾浜こども公園、原釜尾浜海浜公園と新地町の海釣り公園で構成される。全国165カ所目で、福島県内では小名浜港（いわき市）に次いで2カ所目となる。 　式では稲田雅裕国交省港湾局長が「相馬港は本県沖地震からの復興の途上にある。登録を機に来訪者が増えてほしい」と語り、立谷秀清市長と岡崎利光副町長に登録証を手渡した。立谷市長は「新地町と協力してPRし、相馬港が繁栄するようにしたい」と述べた。