言わなきゃよかった言葉たち ランキングトップは?子育て中の親に聞きました
ついつい言ってしまうけど、あとから考えると「言わなきゃよかった」と後悔する言葉はたくさんある。相手が子供だとなおさら後悔の度合いは深い。小学館(東京)が子育て中の親1000人に聞いた「子どもに言わなきゃよかった言葉ランキング」では、トップが「早くして」という急かしの言葉。朝の忙しい時間など、言わないで済んだ人はいないかもしれないが、余裕がないのは親の方、と自責の念にかられる言葉の筆頭だ。 この調査は、『世界標準のSEL教育のすすめ「切りひらく力」を育む親子習慣』(小学館、税込み1760円)の発売を機に、7月19日~8月10日まで、X(旧Twitter)で開催した「#言わなきゃよかった キャンペーン」で寄せられた1200件以上の投稿をランキング化したもの。93票を集めた「早く〇〇して」という言葉については、「やることがいっぱいあるとイライラしてつい言ってしまう」、「朝は特に言ってしまいがち。本人のペースに任せられるようになりたい」、「言うたびに『今からやるところだったのに!』と言われて後悔しています」などの声が添えられた。 2位は「なんでできないの?」(80票)。「勉強で何度も同じ問題を間違える時に言ってしまった」、「子どもにも向き不向きがありますよね…。言わなきゃよかったと思いました」と、これも言った直後に反省する人が多い。3位は他人と比較する言葉(48票)。「みんなはできているのになんでできないの?」という2,3位の言葉のかけ合わせのほか、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)はできていたよ」と家族や親戚と比べて後悔する人も。 つい口にしてしまう言葉、親も人間だから完璧な対話はできないけれど、後悔を次に生かして、たくさんの愛情で包んで挽回しよう。