「緒形拳さんの息子さんって知らなかった」鈴木奈穂子アナ天然ぶり炸裂 紅白初司会に感じる一抹の不安
「NHKアナがこの事実を知らないなんて……」
12月31日放送の『第75回紅白歌合戦』の司会を今年、初めて務めることになった鈴木奈穂子アナの“天然ぶり”が話題になっている。 【画像】すごい…! 「夏目雅子さんに似ている」と注目を集めているNHKの牛田茉友アナ それは、彼女が博多華丸・大吉の2人と共に司会を務める12月5日放送の『あさイチ』での出来事だった。番組冒頭、直前に放送されていたNHK連続テレビ小説『おむすび』の“朝ドラ受け”(直前に放送されていた朝ドラの内容に関連したコメントを述べること)で、鈴木アナが同ドラマに出演していた緒形直人(57)が、緒形拳さんの息子だったことを「知らなかった」と発言。これに、博多大吉(53)から、 「今日、知ったんですね。ナベさん役の緒形直人さんが緒形拳さんの息子さんだと」 と話しかけられ、 「すいません、今、聞いて。そうだったんだ、似ているなという感じしますよね」 と慌てた様子で弁明したのだ。これにSNSは、《NHKのアナウンサーがこの事実を知らないなんて、衝撃》《鈴木アナの天然はわかっていたけど、ここまでとは……》などと、驚きのコメントで溢れた。 「鈴木アナは神奈川県出身の42歳。’04年にNHKに入局し、高松局、松山局を経て東京アナウンス室勤務となりました。『NHKニュースおはよう日本』『ニュースウオッチ9』『NHKニュース7』 でキャスターを務めるなど、報道局のエリート路線を真っすぐ歩いてきたようなアナウンサーで、性格は極めて真面目。勤勉でスタッフ受けもよく、社内でも人気があります。第1子出産による産休・育休を経て、’21年春より『あさイチ』を担当しています」(NHK番組制作関係者) 『あさイチ』は、連続テレビ小説のスタート時間が8時になった’10年から、朝ドラ終了の8時15分からスタート。当時は、井ノ原快彦(48)と有働由美子アナ(55)が司会を、解説委員の柳澤秀夫氏(71)がレギュラーを務め、人気番組へと押し上げていった。鈴木アナは、2代目の近江友里恵アナ(36)の退職に伴い、『あさイチ』に加入している。 ◆鈴木アナの強みは? 「バラエティー慣れしているタレントが多数ゲストでやって来るなか、自分の立ち位置や、どのようにキャラを出していいか、当初は悩んでいたと聞きます。ですが、“華大さん”のリードのおかげで、最近は、冒頭の“一人芝居“や、テーマに沿った自身の悩みなどをストレートに話し、視聴者の共感を得ています。有働さんは独身キャリア女性の強みがありましたが、鈴木アナはいわば等身大なんです。 12月9日の放送は『40代からの老いの実感を語ろう!』というテーマでした。鈴木アナは『全力で前みたいにできなくなり始めたことに、ものすごい焦りを感じ始めてたり、どうしようって思うんですけど、ラクになれるときが来るんですか?』と質問し、ゲストから励まされる場面もありました。こんな気取らない姿が視聴者から支持されているのだと思います」(情報番組スタッフ) その一方で、そんな天然で等身大な彼女だからこそ、紅白初の司会を心配する声も局内にはあるという。 「実は、毎週金曜日放送回では、大物ゲストを呼んで『プレミアムトーク』をするコーナーがあるのですが、この仕切りになかなか慣れないのです。要は、ゲストが大物であればあるほど、緊張してしまうらしいのです。これまでも、長澤まさみさんや米倉涼子さんなど大物女優がゲストに入ると、緊張からか噛んでしまったり、次の言葉が出てこなかったりすることが多発していました」(前出・スタッフ) そんな“緊張しい”の彼女が大物歌手だらけの『紅白』でテンパってしまわないか、局内外で心配の声があがっているというのだ。 ◆“朝ドラ”に“胸アツ” 11月15日、『あさイチ』(NHK)で共演する博多大吉から「紅白、おめでとうございます」と言われた鈴木アナは、 「まだ実感がなくて、『紅白』のことを考えたり、『紅白』と向き合おうとすると、すごくドキドキしてしまうので、準備を少しずつ進めながら、それと一緒に実感を伴わせていく。そんな感じになっていくのかなと思います」 と語ってはいたが、同日に公開された「NHK紅白歌合戦」の公式Xの動画では、 「なんといっても前期と後期の朝ドラの主人公と一緒に司会をする。とても胸熱。毎朝、欠かさずに朝ドラを見ている。あさイチの中で朝ドラ受けをやらせてもらっている。もう……。そんな朝ドラの主人公と一緒に司会ができるというのは本当に楽しみです」 とコメント。これに全国紙記者も苦笑いしている。 「鈴木アナは“朝ドラ”を連発していましたが、我々が記事を書く際、正式名称の“NHK連続テレビ小説”としないとNHKの広報から注意されるんですけれどね(苦笑)。“胸アツ”という言葉もNHKのアナウンサーは使わないと思いますが、鈴木さんの天然っぷりが顔を覗かせた感じでした。さすがに『紅白』出場歌手については綿密な下調べをするでしょうけれど、ただでさえ、『紅白』は時間がタイトな生放送です。鈴木アナが焦ってしまわないか心配ですね」 真面目で努力家だともいわれる鈴木奈穂子アナが『あさイチ』でのさまざまな経験を『紅白歌合戦』にどう生かすのか。その視聴率が毎年注目される『紅白』だけに、程よい緊張状態で、なんとか乗り切ってほしい。
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