元祖・世界の“ショーヘイ”ジャイアント馬場 激動の生涯に迫った絵本が伝えたいこと
ジャイアント馬場25周忌企画、伝記絵本『うえをむいてあるこう~ジャイアント馬場、世界をわかせた最初のショーヘイ』(303BOOKS)の予約が開始された。「プロレスの日」である2024年2月19日(月)に発売予定のこの作品は、ジャイアント馬場の権利を管理する株式会社H.J.T.Productionの全面協力により、唯一の公認絵本として制作されることとなった。 【写真】ジャイアント馬場、激動の人生を振り返る絵本を試し読み 元プロ野球選手だった馬場正平は、アメリカのプロレス界を震撼させるスーパースターとなった。今の子どもたちはもちろん、もしかしたらその親世代も知らないかもしれない、大谷翔平の前に現れた、もうひとりの「ショーヘイ」。戦後の日本に希望を与えたジャイアント馬場がリングに立ち、お茶の間を沸かせ、伝え続けた“メッセージ”とはなんだったのか?児童文学のトップランナー・くすのきしげのり氏が書き下ろしたストーリーと初の単行本『神田ごくら町職人ばなし』が『このマンガがすごい! 2024』オトコ編3位に輝いた漫画家・坂上暁仁氏の絵によって、その生涯が絵本となってよみがえる。 ジャイアント馬場の生涯のライバルであり盟友のスタン・ハンセン氏は、本作品の出版に際して「ジャイアントババを知らない若い人たちにも、この物語を読んでほしい。彼は、偉大なプロレスラーであり、すばらしいアスリートだった。日本のスポーツ界で最も有名な人物のひとりだった。ジャイアントババは、決して戦いを諦めなかった。その背中は大きくて、そして誰よりも優しい人だった。この本を手に取れば、そんなジャイアントババに出会うことができるはずだ。」とコメント。 巻末にはジャイアント馬場の年表と、秘蔵のスナップショットを掲載した「ジャイアント馬場写真館」を掲載。ジャイアント馬場の飾らない素顔にふれることができる。 ※本記事に掲載されている書影、中面の画像は、現在執筆中のものとなります。発売時には絵柄が異なる場合があります。
文=リアルサウンドブック