注目度No.1の出口夏希が語る「モデルと演技」 「演技は眠れないほど緊張する」
出口:モデルの撮影はあまり緊張しないです。演技は、クランクインの直前とか眠れなくなるくらい緊張するので、毎回睡眠不足で現場に行ってます。でも、今回のダンスシーンはお客さんがいっぱいいたので、演技以上に緊張しました。さすがに撮影が何日間かあったので寝なきゃダメだなと思って、がんばって寝ましたけど(笑)。
――モデルの仕事は緊張しないんですね!
出口:昔は緊張していました。「Seventeen」のモデルを始めたときとかも現場に行くだけで緊張していました。ただ、より緊張度合いの高いドラマや映画の撮影をするようになってからは、モデルの撮影は緊張もしないし、逆に楽しくて、息抜きできるようになりました。
――モデルの仕事をするときのスタンスやこだわりはありますか?
出口:うーん……あまりないですね。現場によって求められるものも違ってくるので。今専属モデルをしている「non-no」とモード誌のハイブランドを着た撮影とでも、かわいいなのかクールなのか、全く違います。
――その求められているものを表現するのは得意だなと思いますか?
出口:得意だと思います。できているのか不安ですけど(笑)。でも、すてきなお洋服を着て撮ってもらえるのはすごく楽しいです。
――演技に関しては、今もまだ緊張されるのでしょうか?
出口:そうですね。最後は「やってよかったな」って毎回思えますけど、今は現場を重ねるごとに悩みが増えていきます。最初はただただ演じることに必死で深く考えることはなかったけど、少しずつ演技について考えるようになって、どんどん「なんにもできないな」って思ってしまうようになったというか。
――具体的にどんな悩みですか?
出口:いろいろありますが、どう演じればいいかが分からなくなったときです。役に対してやるべきことは分かっているんだけど、それをどう表現したらいいかが分からないときが特に。監督やスタッフさんといっぱい相談して話し合って、なんとなく答えが出たのに、それでもうまくできなかったときも落ち込みます。なので、まだまだがんばらないといけないなって思っています。