春高バレー岡山勢・金光学園と就実は3回戦へ…香川勢2校は初戦突破ならず【岡山・香川】
きのうから東京体育館で行われている春の高校バレー全国大会。1月6日は前回の春高女王就実が登場し、連覇に向けて初戦に臨みました。 前回の春高バレーで栄冠をつかみ取った就実。初戦で静岡県代表の富士見と対戦しました。まずは第1セット、エースでキャプテン福村心優美の強烈なスパイクを中心に6連続得点を上げて流れをつかむと、勢いそのままに第1セットを奪います。 第2セットは相手が粘りを見せますが、就実の強みである堅実な守備で長いラリーを制します。最後はブロックポイントで仕留めた就実。2年連続の頂を目指し、好発進です。 (就実 福村心優美主将) 「どこのチームよりも負けたくない気持ちが強いのが就実。最後は3年生が躍動して 日本一を目標にしているので、まずはセンターコートに 進めるよう頑張る。…」 身長195センチの神崎優を擁する岡山県男子の代表金光学園は1月6日、茨城県代表の土浦日大との2回戦。第1セットその神崎が長身を生かし高い打点からのスパイクで得点を重ね、25対13で先制します。 第2セットは一進一退の攻防が続きましたが、流れを引き寄せたのは神崎のブロックでした。終盤はアウトサイドヒッターの池田耕大が連続でスパイクを決めエースの力を見せつけた金光学園。2回戦を突破し、目標のベスト8まであと1勝です。 (金光学園 亀山侑生主将) 「この1年間チームでベスト8を目標に 全力で練習してきたので、あす(7日)絶対に勝って ベスト8にいけるよう頑張る。」 一方、香川県女子代表の高松商業は1月5日、愛知県代表の人環大岡崎との1回戦。2年生エースの松本瑠奈を中心に攻撃を仕掛けますが、相手の勢いを止めきれず惜しくも初戦敗退となりました。 香川県男子の代表多度津は1月5日の1回戦で兵庫県代表の市立尼崎と対戦。エースの3年生加藤せいじが破壊力抜群のスパイクを放ちますが、高さのある相手の攻撃に屈し、初戦突破はなりませんでした。 7日の3回戦で就実は鹿児島県代表の鹿児島実業と、金光学園は滋賀県代表の近江と対戦します。
岡山放送