日経平均の最高値は7月?今後の日本株相場を大胆予想
エヌビディアのジェンスン・フアンCEO(最高経営責任者)は3月18日、AI向け次世代チップ「ブラックウェル」を披露した(写真:ブルームバーグ)
3月22日の日経平均株価は一時史上最高値の4万1000円台に乗せ、終値でも前日比72円高の4万0888円で引けた。3月25日以降は少し押しが入るかもしれないが、それも4月の初めぐらいまでだろう。その後は春まで株高が期待できるのではないか。 日経平均はこのところ、非常によく上昇している。昨年末段階での市場参加者アンケート(日経ヴェリタス2023年12月31日号)では、筆者を含む回答66人の多くが高値4万円以下を予想していたが、それを超えてしまっている。 これは例年のことで、そう珍しくはない。過去数年の分布を見ても、多数派の予想ラインを上抜けてしまうか、予想の分布が集中している水準まではいかないことが多かった。
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木野内 栄治