昭和電線HDが「再生エネ」の時代に強みを発揮している理由
昭和電線ホールディングスは、変電所内の変圧器や開閉器といった電力機器の接続機器で国内トップシェアを誇る(写真:sunrise / PIXTA)
中堅の総合電線メーカー、昭和電線ホールディングス(昭和電線HD、 5805 )が電力インフラ事業で存在感を高めている。電力ケーブルとさまざまな電力機器をつなぐ接続機器で高いシェアを持ち、順調に売り上げを伸ばしているからだ。 電線メーカーはこれまで電力ネットワークをつなぐ長距離の電線(超高圧電線)で稼いでいた。ただ国内の電力ケーブル需要は、2010年度約7万トンから2020年度は約4.8万トンまで縮小(日本電線工業会)。今後、老朽化対策や再生エネルギー向けなどで底打ちが見込まれるが、その増加率は限定的だ。
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並木 厚憲