【京都記念】勝ちに飢えたマテンロウレオ手応え十分 あとは横山典にお任せ
「京都記念・G2」(11日、京都) マテンロウレオが2年ぶりのタイトル奪取へ燃えている。今年の始動戦だった前走の中山金杯は、1コーナーでの不利が大きく響き、不完全燃焼の7着に。それでも最重量ハンデタイの58・5キロを背負って勝ち馬に0秒4差なら、力上位を示したと言えるだろう。 昨年は札幌記念14着→オールカマー12着と大敗が続いた時期もあったが、年末から確実に復調気配が漂っている。丸山助手は「札幌は慣れない環境で気持ち的に落ち着かないところがありました。(2走前の)チャレンジCの時は在厩である程度やりたいことができたし、調教で乗っていてもだいぶ戻ってきたなと思いました」と確かな手応えを感じている。 主戦の横山典がこれまで京都記念に6回出走して10年ブエナビスタ、14年デスペラードでの2勝を含む〈2・2・0・2〉と結果を残していることも心強い。「引き続き状態は悪くありません。力はありますし、あとはどんな競馬をしてくれるかですが、横山典騎手が一番分かっているので何も心配ありません」と同助手はうなずく。上昇ムードに加え、好相性の鞍上と挑む一戦。昨年2着のリベンジを果たし、春のG1戦線へ向けて弾みをつける。