子どもが「フィギュアスケート」を習いたいと言っています。費用はどのくらいかかるのでしょうか?
大会出場やプロを目指す場合の費用は高くなる
フィギュアスケートは軽い趣味として楽しむのではなく、大会出場やプロとして活躍できるレベルを目指すとなると、必要な費用は高くなります。 まず、クラブへの所属や個人的なインストラクターへの師事が必要となります。インストラクターの個人レッスンは、30分5000円程度が相場と考えましょう。週に2時間レッスンを受ければ、それだけで毎週2万円が必要です。また、教室も貸切レッスンなどが必要になり、回数にもよりますが月謝は1~3万円程度高くなります。 また、振付費用や合宿・遠征の費用などもかかるようになり、年間100~200万円以上の費用が必要になるケースもあります。
フィギュアスケートを習う目標を決めて必要な費用を計算してみよう
フィギュアスケートは趣味の習い事として楽しむ程度であれば、著しく高額な費用がかかるスポーツではありません。道具は高価ですが、どんなスポーツを始めるときにもかかる程度のコストで十分スタートできるスポーツです。 しかし、真剣にプロを目指すことを目標にする場合は、レッスン費用も高額になり、遠征などの費用も必要になるため、年間100万円単位の費用がかかることもあります。子ども自身がどのようなスタンスでフィギュアスケートを習いたいのかを聞いてみて、環境を整えるのに必要な費用を計算してみましょう。 出典 文部科学省 結果の概要-令和3年度子供の学習費調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部